ギターを抱えて
楽譜をなぞる貴方の横顔が好きでした
イヤホンをつけて私の声に気づかない
それでも寂しくありませんでした
貴方の奏でる音に合わせて
口ずさむ歌が今でも大切な思い出です
貴方の大切な楽譜が
今でもテーブルの上に広がっているのが
なんだかとても寂しくて
片付けるにも片付けられなくて
ギターを抱えて
楽譜をなぞる貴方の真似をするのです
その音に合わせて
口ずさむ歌が今でも私と貴方を繋ぐのです
ぽつりぽつり
楽譜に落ちる雫がきっと
私の楽譜に新しいリズムを刻むのです