迷い込んだ蜻蛉が死んだ
夏の午後の憂鬱はその時から

消えそうな翅を動かしていた
あの子が燃え尽きた夕暮れに
その細い躯を土に返した朝に

君が笑ったから

夏の午後の憂鬱は今も
迷い込んだ蜻蛉のように燃え尽きてしまいたいと
私に思わせ続けている

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