火花を散らすパンタグラフと悲鳴を上げる車輪
糠雨に濡らされた枯れそうな花
水を与えてもその根は吸い上げる力を持たず
あの陽に照らされた瞬間から
枯れ果てる運命と決まっていた
雨に濡れた弱々しい身体は冷たい雨に負けて
倒れても誰も助けてはくれない
見守るは
ただひとつの陽の光
あの陽の下で生きようと思った
それがあの雨の日の誓い